活動内容

秩父の森を元気にすること、秩父の森を守ること、持続可能な森林経営を目的に
「伐(き)らない林業」「伐(き)る林業」に取り組んでいます。

伐らない林業

「ちちぶもりのめぐみ」

秩父の森に多く自生するミカン科の落葉樹「キハダ」。
古くから民間薬として「消炎」「鎮痛」「抗菌」に、漢方薬として「血熱」や「黄疸」の改善に活用されてきました。
秩父樹液生産協同組合ではこの「キハダ」を森の恵みとして暮らしに活かす「ちちぶもりのめぐみ」ブランドを、
日本薬科大学、横浜薬科大学の研究者と一体となり共同開発を行っています。

木の皮を向くと、鮮やかな黄色の内皮が現れる

外皮を取り除いた樹皮

粉末生薬「オウバク」

外秩父キハダの研究風景(日本薬科大学)

キハダの豆知識

  1. キハダの歴史は縄文時代まで遡り、山岳修行僧が疫病から人々を救ったいわれている
  2. 樹皮の内側が鮮やかな黄色
  3. 強い抗菌性・抗生作用をもつ
  4. ミカン科独自の苦味成分 リモノイドを含み細菌の感染・防虫効果
  5. 抗酸化性、皮膚の老化防止、お肌の保湿性に役立つ
  6. 秩父産のキハダには海外産のキハダにない、多種多様な成分を含む

きはだのボディソープ

秩父の森の恵みをたっぷり詰め込みました

  1. すぐれた保湿作用
    キハダの樹皮は手につくと、膜を張って皮膚を保護してくれるような独特のヌメリを含みます。デリケートなお肌を保護しつつ、身体をすっきり洗い上げます。
  2. 殺菌・消毒 体臭を防ぐ
    キハダの有効成分が殺菌・消毒作用をもち、体臭や汗臭、加齢臭、ニキビを軽減できます。
  3. 爽やかなユズの香りでスッキリ
    ミカン科であるキハダと相性のいいユズの香りを楽しみながら、秩父の森の恵を体験してください。

薬用 きはだボディソープ
300ml ¥2,780+税

本製品の特徴

本製品はぬめり成分が強いため、泡立ちがやや少ないのが特徴です。お湯を含ませたスポンジかタオルに適量
(2から3プッシュ程度)とり、軽く泡立ててから、あるいは手のひらに直接、
皮膚に塗布してからボディータオルを使うなどして、身体を洗ってください。
※皮膚病やアレルギー、皮膚が弱い方は、ご使用をお控えください。

お客さまの声(個人の方の印象です。)

香りも程よく、肌のスベスベ感が持続するように感じました。(40代女性)

ニキビに効いた気がする(20代女性)

保湿されている気がします。体のかゆみが少なくなった(60代女性)

洗い上がりもさっぱりとしていて気持ちが良かったです(30代女性)

使用後、うるおい感が残りとても良い(40代女性)

香りがとても良く、泡立ちも良かったです(60代女性)

優しく良い香りがとても好みです。(50代女性)

泡立てネットを使用すると、泡立ちが良くきめ細かい泡に(30代女性)

泡を流した後、保湿感が残っているように感じる。(60代男性)

森のサイダー

秩父の多様な自然が育んだキハダの木と毘沙門水で、にが味が爽やかなサイダーをつくりました。

  1. 黄色とにが味
    キハダ樹皮の鮮やかな黄色と、にが味の爽やかさが生きたサイダーです。
  2. 秩父・毘沙門水とのコラボ商品
    秩父小鹿野町の白石山(毘沙門山)の麓から湧き出る毘沙門水をつかっています。毘沙門水は、カルシウムとミネラルを豊富に含み「神の水」と呼ばれて、平成の名水百選にも選ばれました。
  3. 植物由来の甘味:ステビア甘味料
    ステビアとは南アメリカ原産のキク科の多年草。これを研究して生まれたステビア甘味料は、甘みが強く低カロリー。安全性も証明されています。

森のサイダー
200ml ¥250+税

本製品の特徴

古来から日本人の暮らしに親しまれてきたキハダ。
この森の恵みをふたたび現代に生かしたいと日本薬科大学・横浜薬科大学と共同で研究。
ミネラルたっぷりの秩父の「毘沙門水」をベースに同じミカン科で相性のよいカボスの果汁を加え、
スッキリとキハダのにが味のきいた、いままでにない清涼飲料水です。

かえで樹液採取

秩父の森には全国に28種類あるうちの21種のカエデが生育しています。
早春のひととき、カエデの幹はミネラルを含んだほのかに甘い透明の液体で満たされます。
かつて山の民が滋養強壮や母乳の代わりに用いていたというカエデ糖を、
国産のメープルシロップとして製品化しています。

厳正な管理のもと直径20cm以上のカエデから採取した樹液は秩父を代表するお菓子や商品の一部に生かされています。
樹液を活かすことは、森の木を伐採することなく、林業を営む側にも毎年一定の収入が確保されることを意味します。
長い育成期間を必要とする人工林の経営と相性もよく「本来の秩父の森の姿を取り戻す」ために、カエデのような広葉樹を適切に育てていくことは森の環境を整え守るうえで大切です。

カエデの登録と管理

カエデの登録と管理

適切な樹木の管理と育成によって樹液の持続的な利用が可能です。過剰な採取や不当な扱いを防ぐために、樹液の採取は登録されたカエデだけから行います。
登録できるカエデの条件は、次の通りです。

  • 1. 直径20cm以上であること
  • 2. 公園など公共に植栽された景観樹を除く
  • 3. 適切な方法で樹液採取を行っていること

年間の活動内容

年間の活動内容

  • 1. カエデの調査と登録9月~10月
  • 2. 樹液採取木の選定11月~12月
  • 3. 樹液採取器具の設置1月下旬
  • 4. 樹液の採取2月~3月初旬
  • 5. 樹液の組合への受入2月~3月初旬
  • 6. 受入樹液の計量と分析2月~3月初旬
  • 7. 樹液採取器具の取外し3月初旬
  • 8. 幹にあけた穿孔の修復3月初旬
  • 9. 樹勢の確認4月~5月
  • 10 受入樹液代金の支払い4月末日

カエデの森づくり

平成26年、秩父市大滝の槌打(つちうち)地区にて、将来カエデ樹液を生産する森をつくるため、スギやヒノキ間伐後の森に、シカ柵を張りNPO秩父百年の森の皆さんが育てたイタヤカエデの苗木をボランティアの皆さんで植栽しました。

秩父の森をまもる