活動内容

ITのちからで効率的、顔のみえる木材の流通を実現し
価格に見合った高品質の木材を提供いたします

伐る林業

木材の販売

日本は国土の7割を森林で覆われる森林大国でありながら、国産材はあまり利用されていません。
理由は、海外から安い木材が輸入されるため、国内の林業が林業家にとって採算のあわない産業になってしまったからです。
例えば木材の価格は、60年育てたスギの木1本あたりの価格が7000円程度です。山から木材を伐りだすコストを含めると、最終的に利益がでず、山は間伐、枝打ち、下草刈りなど、山に必要な維持・管理がされず荒れ放題となっています。

秩父樹液生産協同組合が取り組む
ソリューション

森林再生プラットフォーム

秩父樹液生産協同組合(山主)、製材工場、プレカット工場、工務店で構成される組織(森林パートナーズ株式会社)で、
山から直接木材を販売できる新しい木材の流通と販売に挑戦しています。

まず年間の木材需用量を見積もりし、需要量に応じ工務店が山主に必要数量を発注します。
秩父樹液生産協同組合が木材を伐採・選定・搬入し、製材工場で木材を丸木から角材や板などを作ります。
その後プレカット工場にて、建築現場で組み立てるだけの作業にした木材の加工を行います。

ワンストップ型の家づくりを提供することで、
産地に興味関心の強い施主や施工に、木材生産者の顔の分かる家づくり、
合理的で透明な木材の品質と適正価格をを保証します。
林業を営む側にとっては、
年間の需要量がみえることで森林経営の計画を立てやすくなります。

森林再生プラットフォームのメリット

  1. 森林再生プラットフォームのメリット

    製材所、プレカット工場、工務店と連携しワンストップで伐採、製材、建築を行うことで、どこからきた木なのか追っていくことが可能(トレーサビリティの実現)となる。

  2. 環境負荷の軽減

    海外の木材を使うということはそれだけ輸送エネルギーを要する。国内の木材を活用で地産地消を実現し、地球環境保全に努める

  3. 適正価格で山から直接購入が可能

    不要な流通を極力省く仕組みをとるため、林業者は現相場の1.7倍の価格販売が可能となる。

  4. 木材のクオリティが担保される

    一定以上の強度を有することを条件としている。

  5. 建て主と木材の「つながり消費」を実現し森林経営を支援する

    生産者がみえることで、人とつながることの大切さを再認識。現地の森林を育んだ伝統的な産業や文化に触れる。

3Dデータ化に向けた取組と木材情報のcloud化

どんな山にどんな木があるのか?という生育情報や立木情報を計測しデータ化し、
3Dスキャナーを搭載したドローンで森ごとスキャン。伐採後「曲り」「割れ」「芯づれ」など1本1本を計測しています。

3D化によって林内の状況が一目でわかり、施主との間で具体的に伐採する木を確認しあうことができます。
さらに3D映像を見ながら、間伐検討会が可能となるため、関係者間で具体的な作業イメージを共有しあうことも可能です。
これまでの林業にはなかった効率的な作業により林業の活性化をめざしています。

製材工場で、「強度」「含水率」を計測してQRコードにし、木材cloudサーバーで一元管理をしています。
この情報へのアクセスは木材にはられたQRコードを通じて、いつでもだれからもアクセスすることができます。

木材cloudのメリット

  1. 施主が実際に購入する木を伐採前に確認することができる。
  2. 玉伐り(倒した木をどのような長さに伐るか)作業の大幅な効率アップ。

    関係者一同で3D映像を見ながら間伐検討会が可能となり、それぞれの仕事のイメージが浮かぶ。

秩父の森をまもる