秩父の森を元気にすること、秩父の森を守ること、持続可能な森林経営を目的に
「伐(き)らない林業」「伐(き)る林業」に取り組んでいます。
秩父の森に多く自生するミカン科の落葉樹「キハダ」。
古くから民間薬として「消炎」「鎮痛」「抗菌」に、漢方薬として「血熱」や「黄疸」の改善に活用されてきました。
秩父樹液生産協同組合ではこの「キハダ」を森の恵みとして暮らしに活かす「ちちぶもりのめぐみ」ブランドを、
日本薬科大学、横浜薬科大学の研究者と一体となり共同開発を行っています。
木の皮を向くと、鮮やかな黄色の内皮が現れる
外皮を取り除いた樹皮
粉末生薬「オウバク」
外秩父キハダの研究風景(日本薬科大学)
秩父の森の恵みをたっぷり詰め込みました
薬用 きはだボディソープ
300ml ¥2,780+税
本製品はぬめり成分が強いため、泡立ちがやや少ないのが特徴です。お湯を含ませたスポンジかタオルに適量
(2から3プッシュ程度)とり、軽く泡立ててから、あるいは手のひらに直接、
皮膚に塗布してからボディータオルを使うなどして、身体を洗ってください。
※皮膚病やアレルギー、皮膚が弱い方は、ご使用をお控えください。
香りも程よく、肌のスベスベ感が持続するように感じました。(40代女性)
ニキビに効いた気がする(20代女性)
保湿されている気がします。体のかゆみが少なくなった(60代女性)
洗い上がりもさっぱりとしていて気持ちが良かったです(30代女性)
使用後、うるおい感が残りとても良い(40代女性)
香りがとても良く、泡立ちも良かったです(60代女性)
優しく良い香りがとても好みです。(50代女性)
泡立てネットを使用すると、泡立ちが良くきめ細かい泡に(30代女性)
泡を流した後、保湿感が残っているように感じる。(60代男性)
秩父の多様な自然が育んだキハダの木と毘沙門水で、にが味が爽やかなサイダーをつくりました。
森のサイダー
200ml ¥250+税
古来から日本人の暮らしに親しまれてきたキハダ。
この森の恵みをふたたび現代に生かしたいと日本薬科大学・横浜薬科大学と共同で研究。
ミネラルたっぷりの秩父の「毘沙門水」をベースに同じミカン科で相性のよいカボスの果汁を加え、
スッキリとキハダのにが味のきいた、いままでにない清涼飲料水です。
秩父の森には全国に28種類あるうちの21種のカエデが生育しています。
早春のひととき、カエデの幹はミネラルを含んだほのかに甘い透明の液体で満たされます。
かつて山の民が滋養強壮や母乳の代わりに用いていたというカエデ糖を、
国産のメープルシロップとして製品化しています。
厳正な管理のもと直径20cm以上のカエデから採取した樹液は秩父を代表するお菓子や商品の一部に生かされています。
樹液を活かすことは、森の木を伐採することなく、林業を営む側にも毎年一定の収入が確保されることを意味します。
長い育成期間を必要とする人工林の経営と相性もよく「本来の秩父の森の姿を取り戻す」ために、カエデのような広葉樹を適切に育てていくことは森の環境を整え守るうえで大切です。
適切な樹木の管理と育成によって樹液の持続的な利用が可能です。過剰な採取や不当な扱いを防ぐために、樹液の採取は登録されたカエデだけから行います。
登録できるカエデの条件は、次の通りです。
平成26年、秩父市大滝の槌打(つちうち)地区にて、将来カエデ樹液を生産する森をつくるため、スギやヒノキ間伐後の森に、シカ柵を張りNPO秩父百年の森の皆さんが育てたイタヤカエデの苗木をボランティアの皆さんで植栽しました。